Root Canal(根幹治療) | のんびり主婦のぼちぼち日記

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taekoです。2007年の12月、旦那さんの留学で米国中西部へと引っ越し。
日々時間のある限り、食べ物やら雑貨やら作って遊んでます。
そんなのんびりした日々をつれづれなるままに書きとめている日記です。

ということで、Root canal(根幹治療)
早い話が、神経を抜いちゃう治療をしてきましたー。

先生から処方された薬を飲んで以来、
「あれ?私、痛かったっけ??」ってなくらい日常を過ごしていたのですが、
薬とさよならするには、治療しなければ!!

朝起きて、抗生物質と鎮痛剤(イブプロフェン400mg)を飲んで、
お昼すぎに歯医者さんへ。

歯医者さんに行くと、いつもの歯科助手の方々が、
「大丈夫?心の準備はいい??」なんて笑顔で聞いてきましたが、
答えはもちろん、「NOOOOOOOOO!!!!!!」です。ドキドキ

「大丈夫よぉ~」なんて言われて、治療台へ。

いよいよ麻酔です。
アメリカ人は痛みに弱いからか、私の勝手な推測ですが、
日本のように、いきなり麻酔をブスッと刺したりしません。

まずは、チェリー味のジェルを麺棒につけ、それを麻酔をする部分に塗ります。
歯茎をジェル麻酔するんです。
その麻酔が効いてから、本当の麻酔を打ちます。
びっくりするくらい、痛くないです。

それから神経治療など、細菌感染が心配な治療の場合は、
ラバーダムというものをつけます。
こちらがそれ。

$ぐ~たら主婦のくいしんぼう日記-ラバーダム

ちなみに、この写真、私じゃないですよ!
歯チャンネル88からの転載写真です。

アメリカの根幹治療は、日本とちがって、2回で終わりです。
しかも2回目は、穴を開けた部分にクラウンや詰め物を詰めるだけ。
根幹治療そのものは、1回で終わりです。

その代わり、2時間口開けっ放し。ラバーダムつけて。
かなりきついです。あせる

ちょっとでも痛いと、すぐに麻酔を足してくれます。
なので、治療そのものは、全体的に痛くはありませんでした!!

ただ!!
音と振動は伝わるんですよねぇ~。
なんともいえないです、あの感触。
それとニオイ!!!

先生が助手の方に、「Chlorineとって」と言いました。

Chlorine?!?!?!

えーーーーーー、私の知ってるChlorineって、塩素なんですけど・・・。
塩素って言えば、ハイターとかそういう類のものだよね?
どーいうこと、どーいうこと?!
え?!聞き間違い?!?!

なんてワタワタ考えていたら、ビンゴ!
ハイターのニオイが鼻を直撃!!!

うぉーーーーーーー、こんなの身体に入れていいの?!
ハイターに飲んじゃだめって書いてあるのにぃーーーーー!!!!!!!

かなり焦りました。
でも、どうする術もなく、されるがまま。

最後は何やら熱い棒を入れてました。
熱消毒でしょうか。かなり熱いと思います。感覚ないからわからないけど。

そんなこんなで治療が終わり、今は痛くありません。

アメリカは明日から3連休なので、お医者さんには、
「鎮痛剤は飲んでいた方がいいかもよ、念のため」と言われましたが、
昨日は飲んで、今朝は飲んでません。痛くないから大丈夫でしょう。
痛くなったら、飲みます!
でも、なるべく飲みたくないので、ちょっとは我慢してみます。

そんなこんなでMixiやFBでお騒がせしたRoot canalは終了しました。

ちなみに、お値段ですが、
アメリカの歯科治療は目が飛び出るほど高いです。
保険が効くとはいえ、保険も身体、目、歯とそれぞれ別の保険に入らないと使えません。
使えても、治療により、30%、50%、80%、100%とカバー率が異なります。

今回のRoot canal、治療費は約750ドル(約60000円/1ドル=80円)…
多分、ここから半分くらいしか保険は適応されないでしょう。
高いですね。

しかも、この金額プラス詰め物の料金。
今回はクラウンじゃなかったので、150ドル(約12000円/1ドル=80円)
ただし、銀じゃありません。白いのが入ります。
そう考えると詰め物に関しては日本とあまり値段は変わらないかもしれないですね。

アメリカは歯の治療費がバカ高いので、予防のためにクリーニングやらなにやらみなさん必死です。
日本は逆の発想で、治療費が安いので、結構「痛くなったら、行けばいいか」という考えの方が多いようです。

歯は大事ですね。
これからは、しっかり予防、がんばりますっ!!

ご心配いただいたみなさま、ありがとうございましたハート